ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2011の見学と販売での参加

 今年のヨッテクは7月22日(金)にパシフィコ横浜展示ホールDで行われました。アスタPCでは今年もメンバー全員が参加して「ヨッテク横丁」での販売や、ヨッテクの見学をしました。

 販売の準備のため9時30分前には集合して商品の配置や飾り付けを行いました。交代で商品の販売やチラシの配布、呼込みを担当し、空き時間で各自、自由にごはんを食べたり色々なブースの見学をしました。商品は手すき和紙、ポストカード、うちわ、シュシュ、似顔絵コーナーなどでしたが、特にシュシュは売れ行きが良く活気があふれていました。

 メンバーのTさんは、スタンプラリーをやって景品をもらったりヨッテクの商品開発のパートナーとして数々の企業と話し合い、活発に意見交換をしたそうです。Sさんはパルシステムのブースでヨーグルトの試食をもらってアンケートに答えていました。商品の広告を見せてもらってお米などの重たいものも届けてもらえると説明を受けて興味を持ったそうです。

 また、バリアフリーの洋服を作っているブースに目がとまり普段の服装やどんな洋服が着やすいか、どんなものが必要かを話し、雨のときに自分ひとりで着たり脱いだりできるレインコートがあればいいなという提案をしたそうです。これは、私たち障害者が生活に密着して必要なものなのでぜひ実用化になって欲しいと思います。

 一通り見学したメンバーは休憩を兼ねて椅子がいっぱいおいてある小劇場に集まってきてみんなで片麻痺編の寸劇を見ました。その時は左片麻痺のおじさんが出演していましたが、近くのメンバーから「あれ?あの人去年も見たことあるよね」とひそひそ聞こえてきました。アスタPCではここ何年か毎年見学しているのでそのおじさんは2年続けての出演だとわかりました。少し違っていたのは、去年はマイクを首からぶらさげていただけなのに今年は頭に挟むタイプのマイクセットに進化?していたこと。特に大きく変化していたのは、去年は右麻痺だったはずなのに今年は左麻痺になっていたことです。(これも進化?)全員爆笑だったのは、劇が終わったあと「今日はちょっと時間がないんでね。お客さん見なかったことにしてね!」と言いながら今まで杖でやっとこさ歩いていたのに杖をほっぽいてスタスタ歩いていくではあ〜りませんか!。(なんちゃって障害者だったのでした!)
 住宅のリフォームがテーマだったので演技中の20分程でトイレと浴室のてすり、浴槽の交換まで済んでいました。異常?に早かったです。

 女の子に人気だったのは、介助犬や聴導犬のいるブースでした。介助犬が冷蔵庫から飲み物を取ってきてくれたり、靴下を脱がしてくれたり、聴導犬が目覚ましに気づいておこしてくれたり、人間のためにたくさん練習しているんだなと思うとかわいくてしかたがなかったそうです。
 また、ブースでの説明で、あの犬達は一度人間に見捨てられた子犬から選ばれて一生懸命練習して人間の役に立つお仕事をしているとわかって、さらにかわいくなったそうです。

 今年は去年に比べて出展者数が減ったせいか会場が広く、見学者も少なく感じました。販売の成績はまあまあでしたが、もう少しお客さんが増えてくれたらいいなと思いました。

          
ヨッテクの様子1
ヨッテクの様子1
ヨッテクの様子2
ヨッテクの様子2

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